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IoT(モノのインターネット)と
は?仕組みと活用事例をご紹介!

ヘイセイ君

最近うちもとうとう“スマートホーム化”しようと思ってるんだ。なぜって
かっこいい響きだからだ!なんとなく便利そうだし!!さてさてどんなものがあるのかな?

忙しい現代人の課題はQOL向上!
そのためにもIoTの活用が進んでいます。
しかしIoTでできることはQOL向上だけではありません。
オフィスなどの企業でも活用できれば、作業効率も上がって生産性もアップします!

IoTの基礎

IoTとは、Internet of Thingsの略で、日本語では「モノのインターネット」と訳されている技術。
私たちの生活の中では、自宅の照明やテレビをつけるのを遠隔で行うなどの活用方法があります。
基本的にはインターネットを使える場所で、スマートフォン・タブレットなどとIoT製品を組み合わせることで、対象製品を遠隔・自動操作することができます。

IoTのメリット・デメリット

IoTは個人でも導入できる手軽で便利なシステムですが、仕様やメリットのわかりにくさから取り入れにくい面もあります。
IoTのメリット・デメリットを紹介しますので、環境に適した活用ができるかどうか、ぜひ検討してみてください。

メリット

IoTの導入により、業務の効率向上、人員削減、予知保全の向上など、多くの利点が見込まれます。
例えば、情報整理ツールとして販売店で導入すると、販売状況・仕入れ需要などをリアルタイムで把握でき、人員配置の適格化、作業効率・生産性の見直しによるコスト削減が実現可能です。

デメリット

IoTは常時インターネットに接続します。
セキュリティー対策のほか、災害などによる大規模停電にも備える必要があるなど、工数が増える点がデメリットです。

IoTでできること4つ

IoTの技術は次の4つに分類できます。

モノの操作
空調機器など、さまざまなものを操作できます。遠隔地からロボットを操作したり、事務所からパソコン画面を監視して操作したりすることが可能です。

モノの状態確認
モノだけでなく、人の状態確認にも使われています。
作業者の心拍数などバイタルデータを記録・管理することで、健康維持や安全管理に役立ちます。

モノの動きを検知
モノ・人から動きを検知して状況把握する技術に加えて、画像・音・温度などの情報をデータ化する「センシング技術」を組み合わせた技術が開発されています。
農業の分野では、ハウス栽培に適した環境づくりとして、IoTの自動運転技術を生かし、湿度や温度の管理、水やりなどに役立てています。

モノ同士の通信
信号機から送られるデータを受信し、道路交通事情をリアルタイムに把握することができる、自動運転車などがあります。
ほかにも、スマートスピーカーやスマートリモコンとの連動で、照明の点灯、ドアの施錠などを指示できるスマートオフィス化にも役立っています。

ウェアラブルデバイスの活用

腕や手首・頭などに装着して使う「ウェアラブルデバイス」と呼ばれるIoT製品もあります。
運転や作業の最中でも使用できるものが多く、業務内での指示やコミュニケーションをスムーズに行えます。
また、身に着けているだけで、作業員の健康状態を取得できるものもあり、健康管理の面でも活用が可能です。

ウェアラブルデバイスの例

●腕時計型・リストバンド型:
作業中でも画面表示や音声によって通知が可能
●メガネ型:
言語の翻訳や新人の研修や指示などの活用が期待される。音声の視聴も可能
●指輪型:
バイタル測定でデータ収集が可能な製品
●イヤホン型:
作業中の通話が可能
●衣類型:
バイタルサイン測定が目的の製品(上半身の肌着タイプが主流)
●靴型:
内蔵センサーで健康状態を得ることができる

IoTは企業活動を進化させる!

IoTは日常の「あったらいいな」を手軽にかなえられるツール。家庭だけでなく企業でも、少ないコストで労働環境を改革できるでしょう。
また使用するスマート家電や設定によっては、IoT製品を健康管理やセキュリティーの向上、ヒヤリ・ハットの防止に役立てられます。
発想次第で面白く、幅広い活用が可能なIoT。新たな技術を柔軟に取り入れて、企業活動をよりよく進化させてください!

レーワちゃん

おとうさん……ただ家電量販店に行けば何とかなろとおもってたでしょ。ちゃんと理解して賢く使ってよね!