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35歳からのTOKYO 第4話 続・東京の衝撃

「一度、就職で都市部に出たけれど、やっぱり地方生活がしたい…!」
こんな人々が後を絶たない。ある統計によれば、新卒者の60%強が、Uターン・Iターン・Jターンなど何らかの形で地元や出身地以外の地方への転職を希望しているらしい。

そんな世相の逆を行くオンナが大東京は新宿に棲み着いたという噂を聞きつけ、ミラマガ編集部は総力を挙げた取材を敢行した。彼女が語る大人の上京→東京ライフ。
━「『35歳からの東京生活』を始めた彼女による独断と偏見たまに正論」の晴れて、幕開け。

 

続・東京の衝撃

こんにちは、35歳から東京生活を始めたヒロリンです。
生まれも育ちも就職も転職も、何もかもが火の国熊本、肥後の国。熊本県から出ることなく生きてきたワタシ。

35歳になったあの日、決めたことは「東京で暮らす」こと。
友人や家族、みんなに「なんで今更、東京行くと?」と言われながら上京し、紆余曲折があって今、こうして生きています。

初めての東京は、良い意味でも悪い意味でも、いっぱい驚きがありました(前回はこちらからどうぞ)。

1.東京の電車

今回は、電車の本数の多さ。
東京は5分刻みで電車がやって来る!
しかも、各駅停車用と快速用とそれぞれに線路が存在していて、目的地に合わせてどちらに乗車してもOK。
おまけに地下鉄も数社あり、乗り換えのバリエーションが豊富過ぎて、もはや通(ツウ)による乗り換え攻略サイトまで存在する…。

便利なのか不便なのかわからない、それが東京☆

 

2.地方の電車

ここで地方感が掴めない皆さんへ、ふるさと熊本を例に「田舎の電車&交通事情」をお伝えしてゆく。

 

熊本市内の中心部一部地域では、15分おきにバスや路面電車(私たちはそれを市電と呼ぶ)が走っている。

この市電が道路中央部分を占拠していることから、ラッシュ時に右折などしようものなら直進してくる市電の線路を跨がぬよう待機して…って、もう歩いた方が断然早いという車社会に不適合な道路事情。

余談ですが、この市電脇の車線は場所によってはコンパクトカーまたは軽自動車じゃないと走れないので、隣車線にはみ出しづらい時間帯はご注意を。そして、この中心部へとつながる道路も踏切で電車の通過を待ったり、僅かな右折レーンをトラックが占領していたりと、バイパスすら渋滞しがち。

もう地上はムリだから「いい加減、都市高、作ってくれー!!!!

 

さて、では、唯一の大手公共交通機関JRはというと

県内外を南北につなぐ鹿児島本線が30分に1本、熊本市内から阿蘇方面へつながる豊肥本線が同じく30分に1本程度の頻度でやってくる……そんな感じ。

だから、郊外から市内に電車やバスでアクセスしようもんなら

何が何でも乗り遅れられないっ!

※仮に1本でも乗り遅れたとすれば、それは約束の時間に間に合わないことを意味する( ꒪꒫꒪ ) チーン

 

ちなみに、JR鹿児島本線とJR豊肥本線が都合良く乗り換えられるなんて考えすら甘い。

ぬるま湯に浸かった東京人には、鹿児島本線がホームに着いたと同時に豊肥本線のホームから電車が出発していく様を幾度となく見送ってきた私たち田舎者の気持ちなどわかるわけがないのです: ( ;´꒳`;):プルプル

 

3.地方人が東京の電車に乗る

そういう、交通事情の悪さを見越して家を出るのが当たり前だったワタシにとって、東京の電車の類は神対応以外の何物でもございません。

 

時刻表など目もくれなくなったワタシ。
駅まで猛ダッシュしなくなったワタシ。
次の電車を平然と待てるようになったワタシ。

成長したわ~(笑)

 

都内散策にも気軽に出かけられるようになったし、電車出社も楽勝~!将来、どんな働き方になったとて、東京の便利さがあれば闘っていける気がするヒロリンでした。

ところで、都内だけでなく東京近隣住民の方々は「バスや電車に乗るのに時刻表とか見たことない」そうですが、もしや皆さんもそっち側の人ですか?

都内近郊出身の方には「へぇ…!」を、似たような境遇の方には「だよねぇ…!」を感じていただけたら嬉しいです。
それでは「『35歳からの東京生活』を志した、ワタシのリアル」は、また次回。

つづく

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